こんにちは、三姉妹ママのmamiです。
前回の続きです↓
三女の産後は、長女と次女を夫の実家で預かってもらいました。
そしてやっと身体的につらかった妊婦生活からも解放されて、自宅で可愛い赤ちゃんの三女と二人で穏やかな時間を過ごせてとても幸せでした。
しかし、1か月検診でもう一つのトラブル「胎盤遺残」の事実を聞かされたのです!
胎盤遺残とは
胎盤遺残とは通常、分娩後に娩出されるはずの胎盤が子宮内に残ることをいいます。原因は様々ですが、癒着胎盤であったり、娩出力が足りない場合にも起こる場合があります。
1か月検診で発見
1か月検診の当日、
まずは新生児である赤ちゃんの三女を診てもらいました。
そこで三女の体調や成長具合が順調だと言ってもらえて、とても安心しました。
次に私の検診の番でしたが、自分の体は特に悪いところがないと思っていたし、別室で寝かされている三女も心配だったので
「早く終わらせて三女と一緒に帰りたいな」と思っていました。
検診で先生に体調や赤ちゃんとの暮らしなどを聞かれて
私「全然大丈夫ですね~(三人目だから余裕かなぁ)」
なんてヘラヘラ答えた直後、
診察台でエコーを診てもらうと先生の声が曇りました。
先生「子宮にまだ胎盤が残っていますね」
私「それがあると何か良くないんですか?」
先生「最悪子宮全摘出やがんになる危険性があります」
と説明されて、まさに青天の霹靂でした!
先生「痛いと思うけど、今処置して残留している胎盤を取り除きましょう」
私「お願いします!!」
『子宮全摘出』や『がん』という言葉が心に突き刺さった私は即答でした!
私の母親は末っ子の私を産んですぐに30歳で亡くなっていたので、
『もし万が一可愛い小さなこどもたちを残して死ぬことになったら絶対に嫌だ』
『とにかく何が何でも早死にはしたくない!』
『こっちは死ぬほど痛かった出産を三回もしてるし、少しぐらいの痛みなんてどおってことはない』
と強い気持ちでもう一度診察台へ移動しました。
ひたすら痛かった処置
先生「痛いと思うけど、我慢してね」
私「はい!(全然イケる!)」
麻酔なしで器具をガチャガチャしてブスッ!
グリグリグリグリ…
私「(イ、イタイ…、イッテェーーーーーー!!!!!!)」
というか陣痛、出産レベルで痛い!
若者言葉?で言うまさに「マジでヤバイ」ってやつです。
出産は可愛い赤ちゃんに会えると思うと耐えられたけど、この痛さはそれを超えるんじゃないかという痛さ…。
中々胎盤が取れないみたいでずっと掻き出す作業が続いていきます。
グリグリグリグリ…
私「い、た、い…、い、た、い、で、す…」
私「ま、す、い、を、お、ね、が、い、し、ま、す…」
冷や汗が止まらず悶絶していると、看護師さんがやってきて
「力を抜いて息を深くしてね!吸って~!吐いて~!」
と励ましてくれました。
気を失いかけましたよ…(T-T)
出産の痛みは何故だかすぐに忘れられるけど、この産後の胎盤遺残の処置の痛みは忘れられないトラウマになっています…。
2週間後の再受診に向けての私の過ごし方
結局この検診での手術では残留していた胎盤は取れなかったみたいです(><)
(あの痛みはなんだったのか…)
なので子宮収縮剤をもらってまた2週間後受診することになりました…。
そして
「次回の受診時にまだ胎盤が残っていたら、大きい病院に転院して診てもらいましょう」
と言われました。
この処置後も子宮が痛いし、吐き気もするし、重たい気分でした…(T-T)
血もジャージャー出たけど、これは子宮から胎盤とか悪いものを出すからいいのかな?と勝手に思っていました。
三女のいる部屋へ迎えに行き、何も知らない無垢な三女を抱いたら少し気を取り直しました。
そして病院の待ち時間の間にスマホで早急に「胎盤遺残」について調べまくりました。
そこで個人の体験談みたいなものに、「産後沢山動いたら胎盤が出た」みたいな文章を見つけて野性の感で「これだ!」と思いました。
※個人的な感想なのでマネしないで下さいね(><)
それから帰りは三女を抱っこして30分かけて歩いて帰りました。
※間違っているかもしれないのでマネしないで下さいね(><)
帰ったらやはり血が大量にジャージャー。
「よしよし」と思いフラフラにながら横になりました。
それからは病院からもらった子宮収縮剤を毎日飲みながら、子宮収縮にいいと言われる「ラズベリーリーフティー」を毎日飲んで、適度に体を動かしました。
再診察での結果は…
そして2週間後、
緊張と不安で診察を受けると…、
子宮の中に残っていた胎盤はなくなっていました!!
「本当に良かった…」
と2週間心につっかえていたモヤモヤが晴れてスッキリしました(T-T)
先生の処置が良かったのか、子宮収縮剤が効いたのか、ラズベリーリーフティーが効果的だったのか、一か月検診後に歩いたのが良かった(?)のか理由は分かりません。
胎盤遺残は予防できるのか?
「子宮摘出」や「ガン」なんて言葉がでてくると、なんとしても胎盤遺残を防ぎたいところですが、実際に出産をしてみないとわからなく、明確な予防策もないみたいです。
とはいえ、胎盤遺残がおこりやすい条件というのはあるみたいです。
●前置胎盤である
●前回のお産が帝王切開だった
私は両方とも違かったし、二つとも当てはまれば必ず胎盤遺残に見舞われてしまうということはないと思いますが、心当たりがある場合は担当医に不安を伝えて、安心できるお産に備えてくださいね(^^)