8万人フォロワーがいる超有名投資家かぶ1000さん(http://twitter.com/kabu1000)の株初心者でも凄く勉強にツイキャス内容をそのまま記事としてお伝えしていきます。
前回はこちら↓
今回のテーマは、2019.10.14に配信された「かぶ1000流、お金との付き合い方を考える!」①になります。
※2019.10.14時点でのお話です‼
Contents
- かぶ1000さんのツイキャスメモ!「かぶ1000流、お金との付き合い方を考える!」①
- お金と付き合うための3つのポイント
- ①お金の本質を知ろう
- ②お金の性質を知ろう
- ③お金の価値を知ろう
- 子供にも伝えていこう
- 税金について
- いかに自分の手元に多く残る方法を考える
- お金に追われる人生にならないために
- 質問コーナー
- 【質問③】借金の実質金利負担は貸し金利マイナスインフレ率ではインフレ率が高い方が良いっていうのは間違いですか?
- 【質問④】国が預金に税金をかけるみたいな噂を聞きますがどう思われますか?
- 【質問⑤】戦前に株式投資をしていたと仮定をして戦後のハイパーインフレ預金封鎖を乗り切れると思いますか?
- 【質問⑥】円を持ち続ける事によってリスクではないでしょうか?
- 【質問⑦】宝石は技術進歩で価値が消えそうですが、どう思われますか?
- 【質問⑧】小学校から義務教育でお金や投資の事を義務化すべきだと思いますが、どう思いますか?
- 【質問⑨】期待値の低い宝くじは買った事はありますか?
- 【質問⑩】住宅を買うとして、ローンを組むならかぶ1000さんはフルローンはしますか?
- 【質問⑪】奥様とはお金の価値観は違いますか?夫婦別の財布管理とか興味ありますか?
かぶ1000さんのツイキャスメモ!「かぶ1000流、お金との付き合い方を考える!」①
皆さんキャピタルゲインとか配当とかお金に繋がる様な、お金が増えたらいいなとか、資産運用の一環として株式投資を始めたいなと、お金に繋がる事で株式投資を始めている人が大多数だと思うんですよね。
そう言った意味で今回のテーマとしては「かぶ1000流お金との付き合い方」にしました。
貧乏だったかぶ1000さんの子供時代
お金との付き合い方というタイトルにした理由は色々あるんですけど、僕自身貧乏な家に育ちまして。
貧乏って言っても、生活保護を受けてたりホームレス生活だった訳ではないので、そういう人達と比べると貧乏ではないんです。
ただ、いわゆる中流階級と言われる人達より遥かに下位の貧乏っていう意味で言ってます。
そういった経験の中で、お金に対して劣等感もありました。
両親共自営業だった
あとは自分自身の親が両親共自営業だったので、自営業だと直接お金に関わるとか、僕自身も子供ながらに「こうやってお金を稼ぐんだな」ってっていうのが見えてたっていうのがあって。
あと母方の親が喫茶店を経営していて、5歳の時から喫茶店の売上帳を付ける事をずっと僕がやってたんですよ。
そういう経験もあってお金と密接に関わることがあったりとか商売ってこうやってお金を儲けるんだみたいな。
そういうのを色々勉強してきて、なおかつ中学の時に株式投資に出会ったりとか色々お金に困っている人とかも沢山見てきて。
そういった中でどうやってお金と付き合って行った方がいいのかなっていうのを僕なりに思ったことを今日は話していきたいと思っています。
お金と付き合うための3つのポイント
お金と付き合うためのポイントとして色々考えたんですけど3つほどあるんじゃないかなって思ったんです。
その3つは正直僕の色々な経験の中で話すことなので、この3つが全てっていうことではないと思うんです。
だけど5歳の頃から自営業とか株式投資とかアービトラージとかフリマとかで転売したりとか僕色々なことをやってきましたけど、その中でお金とどうやって付き合っていったらいいかっていうところですね。
質問に答えながら言っていきますね、
【質問①】子供の頃のお小遣いはいくらでしたか?
僕はお小遣いは基本なかったです。
貰ったとするならばおばあちゃんのお手伝いをした時に100円とか10円とかもらったっていうのありました。
後は小学生の時から僕は廃品回収を集めて古本屋に転売したりとかしてたので、自分でも小学校四年位から確実に稼いでましたし。
それよりも前はおばあちゃんのお手伝いをしてお駄賃を貰うみたいな。何かおばあちゃんに頼まれた物を買いに行って、「じゃあお釣りはお駄賃ね」みたいな感じで。
自分自身はお小遣いとかなくて、お年玉だけは喫茶店を経営していたのでお客さんから貰ったりっていうのはありました。
だけど、具体的に定額のお小遣いっていうのはなかったです。
【質問②】喫茶店経営は興味ありますか?
喫茶店経営は興味はないです。何故かって言うと全然儲からないです。
本当に儲からない上に、酔っ払いのお客さんとか入り込んだりとか結構大変だったんですよね。
ビールとかうちの喫茶店で出してたらしくて。僕が5歳の頃を始めた頃はお祭りの時とかだと1日7万円とか8万円とか売り上げがあったんです。
だけど、だんだん減ってって。平日1日売上1万5千円とか2万円だったんですよ。
それだととてもじゃないけど生活できるレベルじゃない位の売上しかなかったので。これは儲からないし。
コメダとか今はありますけど個人の喫茶店だと中々難しいし、経営には興味がなかったです。
むしろお店とか固定費があるし、やりたくない時もやらないといけないし、台風が来ようが雨が降ろうが風が吹こうがお店を開けなきゃいけなかったりとか。
お客さんが来ないと分かっててもお店を開けなくちゃいけなかったりとか。
あとはランチ時は忙しかったんですけど、当時うちのお店ランチ500円で原価から考えると100円か150円しか儲からないんですよ。
これでやるのはちょっと。あまり話すと余談になっちゃうので、ごめんなさい、喫茶店は興味がなかったです。
3つのポイント
お金の僕なりに考えたポイントが3つありまして。まず大事だと思うのがお金の本質を知るっていうのが大事だと思います。
まず要点だけ言います。
- お金の本質を知るっていうこと。
- お金の性質を知るっていうこと。
- お金の価値を知るということ。
この3つのポイントをしっかり把握した上で、お金とうまく付き合っていく方法を探っていたらいいなと僕は思いました。
①お金の本質を知ろう
詳しく解説します。
1つ目のお金の本質を知るっていうところなんですけど、そもそも皆さんお金について考えたことありますか?
お金ってどういうものなのかと。
お金って普段普通に使っていると思うんですけど、そのお金についてどういうものなのかっていう事を、もっと突き詰めて考えた事って多分皆さんあんまりないと思うんですよね。
僕自身勿論小学校の頃からはそんなに詳しくはなかったんです。
けど元々うちの母方のおじいちゃんが古銭を集めていたので、昔のお金とかも結構見ていたんですよ。
お金の歴史を知る
今1円てアルミで出来たちっちゃいのじゃないですか。
だけど昔の明治時代の1円って凄く大きくて銀で出来ているんですよね。
同じ1円なのになんで今の1円と昔の1円て大きさとか材質が違うんだってそういう不思議だなーって思ったんです。
あとお札に関しても、昔は1円とかの札もあったけど、今は1円のお札はなくなったりとか。
僕は100円札で使ったことがあるんですけど、今は100円札とか500円札って知らない人もいると思うんです。
そういった意味でどんどんお金って変わってきてるんですよね。
本質を知るって言うのは何が大事かって言うと、お金の歴史を知ることって僕はすごく大事だと思うんですよ。
兌換紙幣
お金の歴史を知る上で一番知っておいた方がいいのは、昔日本も明治に移ってからなんですけど、昔兌換紙幣っていうのがありまして。
兌換紙幣っていうのが何かって言うと、江戸時代の頃って一両とか一部っていう単位だったのが円に代わって。
その時に紙幣っていうのも誕生して。最初の頃って紙幣って信用がなかったんですよ。
明治の政府が発行してお金を刷ったんですけど、紙幣に対する信用がなくて。
最初の頃は20円とか10円とか5円とか1円とかって金貨だったんですよね。
日本は何故かっていうと、金1.5ℊ が1円っていう風に明治4年に決められて。
お金っていうのは必ず1円金貨が1.5ℊ 金が使われてるって言うのがあったんです。
だけど金貨だけだと流通量が限られちゃうし、金の量って限られてるので、沢山作れないっていうのがあるので、紙幣がその後どんどん出たんです。
ただその紙幣だと同じ1円でも、金貨だと信用出来るけど紙だと信用できないみたいなのがありまして。
そこで初めてだから紙幣っていうのができて。
兌換紙幣っていうのは何かって言うと、1円と同じ価値の銀とか金と交換できるって言う保証がついた紙幣が出来たんですね。
いわゆる株で言うとPBR1倍みたいな感じですよね。
資産と同じ価値が必ずあるみたいな。そういう紙幣が発行されて言ったんですよ。
その頃は紙幣はそういった価値が保全されているので全然問題はないんです。
兌換紙幣から不換紙幣へ
だけどその後どんどん紙幣が増えてくるにしたがって、持ってる金とか銀よりも遥かに超える紙幣を剃らなくちゃいけなくなって。
今の日銀券もそうなんですけど、そこから不換紙幣といって同じ価値の金とか銀とかと交換出来ない紙幣が誕生するんですよね。
日銀法が改正されたのが1942年なので。ちょうど第二次世界大戦の頃なんですけど。
その時にもう戦費とかそういうものがあって、保証出来ないと。その瞬間から日本ってインフレが起きちゃったんですよね。
なので今の日本の日銀券っていうのも不換紙幣なので、不換紙幣っていう事は1万円仮に持ってたとしても、日銀に持って行っても1万円分の金や銀に換えて貰えないから。
お金の価値は信用で成り立っている
結局お金の価値っていうのは紙幣の信用が全てなんですよね。
日銀券っていうのは日銀に対する借用書なので、日本銀行がなんかなってしまったら一瞬にしてその価値がなくなってしまうものなので。
今の日本の経済は日銀券が価値があるとみんなが思っているから信用して取引していますけど、歴史を振り返ってみると、お金って全然信用があるものじゃないんですよ。
ましてや不換紙幣なので保証もされてないと。
そういう歴史をしっかり知った上でお金って言うのは本来どういうものなのか、要するに日銀券の場合は日銀なんですけど、日銀がどうかなった場合その瞬間たちどころにして日銀券っていう価値はなくなってしまうことをしっかり認識することが大事で。
実際戦争があったじゃないですか。第2次世界大戦その時に戦前て1ドルって2円だったんです。
だけど戦後1ドル360円になっちゃったので要するに戦争も前と戦争の後では円の価値が手1/180に価値が下がっちゃったんですよね。
それは政府がどんどん貨幣をすることによって円の価値が減ってインフレになってしまって。
価値が無くなっていってそういうことになったんです。
0にはなってないんですけど、そういう風にお金の価値っていうのは信用で成り立っているんだと言うことをしっかり理解した上で、まずお金の本質を知るっていうことが凄く大事だと思うんです。
貨幣博物館
だから是非お子さんがいる方はここに行った方がいいなと思うのは日銀の中に貨幣博物館っていうのがあるんですよ。
そこに行くと昔の本物の小判とか、一番最初にのお金とか今から1300年前位に日本で初めて貨幣ができたんです。
そういう貨幣の歴史とか、本物の貨幣とかが並べてあったりとか。
あとドイツのハイパーインフレの時のお札とか飾ってあったりするので、結構そういうお金の歴史を子供と一緒に学ぶっていうのは凄く凄く大事なことだと思うので。
もし時間があったり興味がある方は、大人が行っても結構勉強になると思うので、貨幣博物館っていうのに入ってみると、お金の本質を知ることになるので。
そういう所に行ったりとか、お金について歴史を学んだ方がいいかなと思って。
まずは本質を知るっていうことを大事にしています。
②お金の性質を知ろう
2つ目としてはお金の性質を知るっていうことなんです。
お金とは膨らむもの
お金の性質はどういうものかって言うと、お金って膨らむものなんですよ。
なぜ増殖するかって言うと、先ほども言ったように今や日本の紙幣っていうのは不換紙幣なので、保証がないのでどんだけでも刷れるわけですよ。
日銀のバランスシートを見てる方は分かると思うんですけど、発行銀行券っていう形、そっちが負債なんですけど、それが年々増加しているんですよね。
結局お金ってどんどん刷れば刷るほど増えていくので、とにかくお金ってどんどん膨らむものなんです。
尚且つインフレって言って、お金の価値って下がるものなんですよね。
お金のまま持ってたらダメ
だからそういう性質をまず知ることによって、何が分かるかって言うと、とにかくお金のまま持ってたらダメだなっていうことですよね。
お金のまま持ってても何もならないとなぜならお金の価値って年々下がるしお金って年々刷っていて。
要するに年々増資をする会社の株を持っているみたいな事ですよね。
そういう感じなのでお金の価値って年々確実に下がるんですよ。
だからそういった認識を持った上で考えると、お金でずっと持つのは間違っているっていうことになるんです。
インフレは水面下で起こっているからこそ、土地の値段も上がっているので。
実際はインフレは確実に起こっているんです。
目に見えて分かり始めることに気づいてももう遅いですから。その頃には相当インフレが起きているので。
だからお金っていうのは膨らむもので、インフレっていうのは進むものだよってそういう性質を知るっていうことですね。
だからこそ逆をやってはいけない。
逆をやるっていうのは何かって言うと、お金のまま持ってるとか、あるいはお金を借りてくるとか。
お金を借りるのはハンデを負うこと
お金を借りるって言うのはお金っていうのは当然価値が下がるんですけど、それをさらに利息をつけて払わなければいけないので。
自分がお金を運用する能力とか自分が借りてくる以上の金利で運用できる能力がある方なら別です。
だけどそうじゃない場合っていうのは、人より高い資本コストを使って物を買ったりとか経済活動をしなきゃいけないハンデを負うわけなんですよ。
ハンディキャップを負ってるようなものなんですよ。
だからハンディキャップを負ってでも勝負したいっていう方はいいと思うんです。
だけど現状は皆さんはどうですか?
株式市場見ていただければ分かると思うんですけど、大企業になればなるほど有利子負債って減ってると思うんですよね。
それはなぜかって言うと、資本コストを考えているからです。
要するに資金をわざわざ人よりハンデキャップを追って調達してまでも、投資する必要はないって思っている人が多いってことなんですよね。
だからこそ有利子負債って減っていて。なおかつ借入金も減ってるって言う事なんです。
大企業ですらそういう風に認識しているので。やっぱりよほど何か革新的なアイディアとか何か革新的なものがない限りは、高い資本コストを使って物事を何かやるって言うのは結構今は難しい時代だと思うので。
そういった意味でもお金の性質をしっかりた上で、お金との付き合い方を考える。
要するにお金を借りるんだったら、借りる資金コストっていうのをしっかり計算して、自分なりにそれより高い資本コストより自分が回せるっていう確信があるのであれば調達するのも有りだと思うんです。
けどでも周りを見ると、大企業ですら借入金を返す傾向にあるっていう風なので。やっぱり資本コストを下げたいっていうのが目に見えて出ているんですね。
だからそういった事も含めてお金の性質をしっかり知る事によってお金との付き合い方がより上手く付き合える元になるんじゃないかなと思います。
③お金の価値を知ろう
3つ目としましては、お金の価値を知るっていうことなんです。
皆さんお金の価値って何だと思いますか?
先ほども言ったと思うんですけど、昔は兌換紙幣と言って同じ量の金とか銀と交換出来たっていうので価値は保全されていたと思うんです。
だけど今は不換紙幣なので、紙幣を日銀に持って行ってもその金額に見合うだけの金銀に書いて貰える訳ではないので。
じゃあ何を価値と見るべきかっていう風に考える必要があると思うんですね。
そこでどういう尺度で考えるかって言うと、例えば物の値段とお金を替える時の価値。
例えば何に替えるか色々あると思うんですけど、私生活であるのであれば、食料品と交換したり。
それとも価値の比較とか株式とか不動産のようなリスク資産、所謂そういうものに交換する時のレートの考え方とか色々あると思うんです。
だけど結局、物とか動産不動産と交換する時のレートですね。
数字ってみなさん1と2どっちが大きいかって言ったら、2の方が大きいて分かるじゃないですか。
でも物々交換になった場合って、人によってはペットボトル一本のジュースと100ℊのお米があったとして、物々交換になった場合は、いくらお米の方が価値があったとしても「いやお茶の方がいいよ」っていう方もいたりとかして。
結構レートってめちゃめちゃになっちゃうと思うんですよね。
だけど金額を出すことによって誰の目から見てもいくらっていうのが分かるようになってると思うんですよ。
だからお金のポイントとしましては、価値を知る意味でお金っていうのは凄く役立つツールなんですよね。
何故かっていうと数字として現れると誰から見ても高いか安いかも分かるし、増えたか減ったかも分かるし、上がったか下がったかも分かる訳じゃないですか。
なのでそういう風な考え方を出来るかどうかっていうのが大事だと思っていて。
子供にも伝えていこう
大きなポイントとしては今言った事なんですけど、繰り返すと
- お金の本質を知るということ
- お金の性質を知るっていうこと
- お金の価値を知ること
の3つのことをしっかり分かった上で、お金と付き合っていくっていうのをやるべきだと思うんですよね。
これって多分子供に言ってもわかると思うんですよね。
大人になってから学ぶことではなくて、子供の頃から絶えずお金と物との比較とか、お金の性質もそうですけど。
お金ってどういうものなんだとか歴史を勉強するとか。
そういうのって小学生とか中学生とかでも勉強できると思うんですよね。
だからこういうことを知ってるか知らないかによって、例えば消費者金融みたいな高い資本コストでお金を借りるって言うことが、いかに自分の今後の人生にハンデを負うかっていうのを多分分かるようになると思うんですよね。
人生のハンデにならないように
後はお金を使うにしても例えばですけど、どういう物に使うか、どういう状態で使うかということも考えないといけないと思うんですよね。
だからお金って付き合い方を間違ってしまうと、非常に人生にハンデになることも多いと思うんですよ。
例えば何がハンデかって言うと、お金って全部足し算引き算割り算掛け算で解決することなので普通に算数ができれば分かることなんです。
だけど例えば、何でもそうなんですけど、先食いしてしまったりとか。
うちの場合は自営業だったので余計にそう感じることもあるんですけど、サラリーマンが増えたことによって、お金っていうのが働けば絶対もらえるもんだって、そういう社会になってるような気がするんですよね。
でも実際はそうじゃなくて。
働けば貰える様に出来てますけど、あれはよくよく見ると相当ピンハネされててもらっているだけで実際はもっと貰えているんですよね。
だけど会社の業績って浮き沈みがあるからその代わり利益が出なかった時も同じだけの給料がもらえるって言うのはありますけど。
でも総額で見たら絶対にサラリーマンじゃない方が多く貰えてるはずなんですよ。
一定額毎月もらえるっていうのはある種安心感があるように感じる方が多いと思いますけど。
それによって相当ピンハネされているんだっていうことに、まず気付くかどうかっていうのも一つあって。
僕の場合何で専業投資家になったかって言うと、そういうところが分かっていたので。
会社の決算書とか見ると分かると思うんですけど、人件費の割合って非常に低いので。
低いって事はそれだけ会社の利益のうちそれ以上に稼いでいるはずなのに会社にもっていかれてるっていう事なので。
そういった意味で、給料以上の仕事をさせられているんです。それは当然なんですけど、そのピンハネの度合いがあまりにも大きいことに中学生の時に気づいて。
それだったら自分でやった方が絶対いいだろという風に思ってしまって投資家の道に進みました。
税金について
あとは税金の事もあるんですけど、当時僕が中学生の時って、所得税って累進課税が85%だったんですね。だから1億稼いでも8500万税金で取られてたんですよ。
でも株だと僕が始めた当時って税金ゼロだったので、1億儲かったら1億自分のものなんですよね。
だからこれは同じ1億儲かっても全然違うじゃんというような感じを受けたので、税金を引いた後の所得が自分の手取りになるわけじゃないですか。
だから今でもそうですけど、所得が少ない場合は税金って取られないですけど、仮に株の場合だと一定ですよね。
20万までは税金かからないですけど、何億円利益があったとしても20.315%で固定なんです。
だけど給与所得の場合って、累進課税で55%が今 MAX だったかな。
だから同じ1億円を稼いだとしても、所得税だと55%取られちゃう。だけど株だと20.315%で済むと。
昔よりかは悪くなったとしても、同じ1億円でも株の方が最終的に自分の手元に入る額が大きいというところが結構大事なポイントで。
いかに自分の手元に残るかだからこそ、みんな税金が安い所の国に行ったりしているんですよね。
いかに自分の手元に多く残る方法を考える
なのでお金の本質をしっかり知った上で、いかに自分の手元に多く残る方法を考えるって言う。
そういうところをしっかり考える上で、サラリーマンだと悪い訳ではないですけど、そういうことを考えなくてもやっていけると思うので。
それだと会社に搾取されちゃうだけだから、それをうまいこと利用してやろうっていうのが株式投資であると思うんですよね。
なぜかって言うと会社のオーナーなので株主が一番偉いんですよね。だからそういった意味で得する会社側に行くにはどうしたらいいかと。
当然自分で事業をするっていうのも一つあると思うんですけど、事業をやるって言うのは大変なことですし、絶対成功するかも分からないし、すぐに辞めるって言うことは絶対に出来ないと思うんですよね。
だからそういった意味で、いいと思った会社に投資をすれば今度は自分がその搾取する側に回りますし。
逆に会社を自分で経営するのと違って、売りたい時にいつでも売れるっていうメリットもあるから。
しかも税金も安いと。所得税に比べると尚且つ税の繰り延べって言って株で利益が出たとしても売らない限り税金って取られないじゃないですか。
所得ってそういう訳にいかないですよね。
儲かったら毎年毎年確定申告をしなくちゃいけなくて、所得がある度に税金って納めなくちゃいけないんです。
だけど株の場合っていうのは含み益に対しては税金納めなくていいですから。
そういう意味では、利益を確定するまでは税金を払わなくていいっていうメリットもあるので株って凄く有利なんですよね。
そういうお金の性質を知ることによってどこにお金を置いたらいいか、あるいは自分がお金を利用するにはどういう使い方をしたらいけないかていうのが多分分かってくると思うんですよね。
だから資本コストが高いお金でやってはいけないとか期限があるお金でやってはいけないとか、色々そういうのが学べてくると思うので。
そういうところをしっかり学ぶことによってお金とうまく付き合うことができるんじゃないかなと。
お金に追われる人生にならないために
それが出来ないと逆に、お金に追われる人生になっちゃうと思うんですよね。
あまりこういうことを言うのも良くないんですけど、僕は中学高校の時に色々そういう人たちを見てきて。
僕実際借金の取り立ての現場とかも見たりしたりとか、不渡手形の取立とか競売物件の立ち退き現場とか、そういうことも結構見てきて。
そういうお金に振り回されてきちゃった人って多く見てきているんですよね。
そういう人たちの特徴としては、お金の事を理解していないから逆にお金に振り回されちゃってるですよね。
僕は小学校の頃から物を売買してお金を稼いでますけど、ほとんどの人は社会に出てから初めてそういう経験をすると思うんですよね。
子供の時からお金との付き合い方を学んでいこう
子供の頃はお金の事って親が行ってくれたりとか。
僕の場合は幸い親が行ってくれなかったから自分でやるしかなかったんです。
けど逆に凄くそこが勉強になって、自分にとってはよかったと思うんです。
だけど親が全部やっちゃうと子供にそういうことを考える時間を与えないので、いきなり社会に出ていきなりお金の厳しさを知るとかって逆に厳しいと思うんですよ。
だからこそ子供の時からお金との付き合い方ってしっかり学ぶべきだし、分かってる親も少ないと思うんですよ。
なので親子ともに学んでいくことが出来ると思うので、その貨幣博物館もそうですし。
お金の本も「これをやったら儲かるよ」とか、そういう本を読むんじゃなくて。
お金の歴史を学ぶとか、お金の日本の国はこうだけど世界の国ではこういうことが起こったんだよとか。
そういうことを勉強することによって、「お金って怖い面もあるんだなぁ」とか、お金によって経済発展って起こるので、経済が良くなる為にはお金が凄く必要なんです。
ただお金の扱い方を間違えると悲惨な人生になることも多いので、そういうことを勉強するのは凄く大事だなぁと僕も最近になって凄く考えるます。
昔凄く家が貧乏だったので凄く大金持ちになりたいっていう夢があって自分の城を建てるのが夢だったんですよね。
一番最初の夢がそれは幼稚園児位の考えで、そこからはそういうものを作るんじゃなくて、お金で困るのは嫌だなと。
お金に振り回される人生は嫌だなとなってきたんですよね。それはどういうところから考え方が変わったかって言うと、自分の親を見たりとか自分の親の周りの人とかお金に困っている人とか結構いたんですよね。
そういう人たちを見て、お金に振り回される人生は嫌だなとどうやったらお金に振り回されない人生になるんだろうって考えていったら、税金の事を勉強するのが大事だっていうのが一つと。
後は日本は資本主義社会なので、資本主義の仕組みを勉強したほうがいいなっていうところから入っていて。
中学2年の時に株式投資に出会って、これだっていう感じになって。
そこからずっと株式投資のところで生きていくっていう風に決めたんですけど、そういう風に物事って段階があると思うんですよね。
だから段階を経てどのような自分の人生を僕は常々考えているのは、人生でロールプレイングゲームみたいなものだと思っていて。
ただリセットはできないんですよね。
もちろん借金に関しては自己破産とかはできますけど、中々そのボタンを押すのもハードなので。
一応リセットが出来ないっていう前提にすると、最低でも誤った使い方だけはしてはいけないなと。
そこは色々困っている人とかも見たりしているとお金に追われちゃってる人っていうのはお金の事しか頭になくなっちゃって、どんどん視野が狭くなっちゃってるていうのが僕が中学高校の時に見ても分かるぐらいのレベルだったので。
そういう風になったらいけないなと。
なおかつ仕事もそうですけど、お金の為に仕事をするっていう風になってしまうと、仕事をする目的がお金になってしまうので。
そういう生き方ではなくて自分のやりたいことをやってお金が稼げてそれで生活出来たらいいなっていう。そういう風な考え方に変わっていたんですね。
証券会社から中学高校の頃結構スカウトも来て。「うちの証券会社に入ってください」みたいなのも来たんですけど。
そこも僕は何で入らなかったかって言うと、明らかにお年寄りを騙して売ってるみたいなそういう商売をしてお金を儲けるのが嫌だなというのがあって、それで入らなかったんです。
そういう自分で納得したお金の稼ぎ方体自分の人生を豊かにしたいなと。
やっぱり自分がやりたいことをやれるって言うのが好きでお金に関してもそうですけどお金に利用されると、今度自分の行動ってどんどん制限されていっちゃうんですよ、お金に追われちゃって。
だけどお金をうまく利用してやればどんどん自分の自由な時間って増やすことが出来るんですよ。
増やすことが出来るからこういうツイキャスみたいなこともできるのであって。
だからそういうような生き方がいいなと思っています。
質問コーナー
【質問③】借金の実質金利負担は貸し金利マイナスインフレ率ではインフレ率が高い方が良いっていうのは間違いですか?
確かにインフレの方が金利よりも低ければ借りた方が得っていうのも分かるんです。
ただ借入金って必ず期限があるじゃないですか例えばお金ってありますよね無期限で借りる借金って僕ないと思うんですよね。
必ずいついつに返済してくださいみたいな計画書があって。
いわゆる株で言うと移動平均線みたいなもので、必ずずっとこれだけ払って行かないといけないみたいなのがあるじゃないですか。
それよりも高い利回りで運用できれば、当然それが利鞘になるので例えばリース料なんかもそうですし貸金業なんかもうそれで利益が出てると思うんですけど。
じゃあ個人で果たしてそれだけきちっと調達した金利よりも高い利回りで回せるような物があればいいんですけど。
現場今金利って非常に低いんだけど誰もお金を借りたがらないっていうのは非常にリスクが低くて利益が出る商品っていうのは減ってるっていうのが実情で。
それはなぜかって言うとこれだけ量的緩和をしてもなかなか物価が上がらないとか色々出てますけど。
ただ表向きはそうですけど、実際の日本の経済をよく見るとインフレってすごく進んでいるんですよね。
だからそこは中々難しいところではあると思うんです。ただ個人のレベルで借入金はしてインフレ率よりも低い金利で借りれるんだから授業すればいいじゃんっていうのは理屈としては正しいんです。
けどそれって結構高度なオペレーションが必要なんですよねだからそれぐらいの能力がある人はどんどん貸借対照表を膨らましてやるべきだとは思うんです。
けどやっぱり必ず借金っていうのは返さなきゃいけないっていうのと貸し剥がしにもしあったりしたらその瞬間終わっちゃいますから。
そういった意味も含めると調達する金利の借金の先が確実に信頼がおけるとことか金利も含めて絶対この金利を上回らないとか期限とかも含めてね。
僕もファンどうやらないかとか言われたことがあるんですけど結局これと同じ理屈でやりたくないっていうのがあって。
やっぱりファンドをやる以上は毎年必ず利益を出さなきゃいけないっていう義務みたいなのがどうしても課せられるじゃないですか。
実際僕もリーマンショックの時はマイナスでそれ以外はプラスですけど。
それは結果論であって、じゃあこれからも絶対そうなるかっていう保証はないし。
高いリターンを出せるって言うのをありきで物事を考えるようになってしまうと、それによって行動を制限されることが結構多いんですよね。
なのでそこら辺は自由だからこそ出来るって言うのもあって。縛りがあると何でもそうですけど、普段はできるけど大舞台に立つとプレッシャーとかで出来なくなるって結構あるじゃないですか。
そういうプレッシャーみたいなのもあるから、お金の問題になってくるとリアルに数字として出てくるのがあるので失敗は許されないですよね。
だからそういったことがあるので、どうしても慎重になるって言うのは当然なんですけど。
僕もそういう意味で昔はお城を建てたいとか大金持ちになりたいとか思ってた時期もありますけど、だんだん時間が経ってくると自分の器の大きさも分かってくるし。
じゃあ自分ってそんなにお金って必要かなと思った時に、そんなに入らないなーって思ったりとか。
後は正直お金持ってるのが幸せかどうかって言うと、それはないよりかはあったほうが当然いいと思いますけど。
じゃあお金だけあったって幸せかどうかってそういうわけじゃないじゃないですか。
そういういろんなものが見えてきて、お金はこれぐらいあれば良いとして、もっともっと儲けたいんだったら、明日からツイキャスは有料ですよね(笑)
だけどそういうことは全然やらないですし、お金を儲けたいと思ったらいくらでも手段はあると思うんですけど、それをやらないのは別にそれでお金を儲ける必要性が感じないからですね。
【質問④】国が預金に税金をかけるみたいな噂を聞きますがどう思われますか?
かつて預金封鎖みたいな形でありましたけど、実際にあるとするならば銀行の口座を作るのに口座管理料として手数料を取るっていう風にするのはあるかもしれないですね。
なぜかと言うと、日本の銀行の預金口座って凄く多いんですよ。だから結局それの管理コストとか通帳とかも含めて色々コストが銀行にはかかるんですよね。
だからそういった意味で通帳の数を減らすとか、管理する人数を減らすっていう意味では何円以下の預金に対しては口座の管理料を取りますよ、みたいな事をやる可能性はゼロじゃないかなと思います。
ただ預金に税金っていうのは、死んだら相続税も取られちゃうし。逆に今はインフレの方が預金金利より上回ってるから税金取られてる様なもんなんですよね。
でもまだ預金のままにしている人があまりにも多いので、お金の本質を知らないんじゃないかなっていう風な感じに思ってるんですよね。
だからそこは日本の場合は守られすぎてるって言うのがあって。海外だと銀行って預金保険機構っていうのがあって、1,000万円以下は保護されるっていうのがあるじゃないですか。
そういうのがもし撤廃されたりしたら、もう少しお金が流れるかもしれないし、いわゆる国が結構保護してきたんですよね。
預金者をそれの仇が今ちょっと出ているんじゃないかなと。だから今後は国がマイナンバーもそうですけど、国が個人の預金口座も含めてしっかり管理をして一律そういうふうにするっていうことはないとはいえないです。
でもよくよく考えてみたら金利が下がっているって言う事はそれだけ税金を取られているみたいなものですから。お金で持っているって言うのは間違いなんですよね。
【質問⑤】戦前に株式投資をしていたと仮定をして戦後のハイパーインフレ預金封鎖を乗り切れると思いますか?
これ結構大事なことなんですけど、株式投資って歴史を見れば分かるんですけど、100年200年生きてる会社って少ないんですよ。
例えばじゃあ500年価値があるものに投資をしましょうっていう時に株に投資をする人ってほぼいないですね、逆に。
例えば金とか宝石とか土地にいくんですよ。何故かというと、500年前に遡って見た時に今でも価値があるものって何って考えたら土地とか金とかはありますよね。
お金は全く価値がないじゃないですか。古銭としての価値はあるかもしれないけど、流通通貨としての価値はないと。
株も一緒で。じゃあ今から200年後価値があるかって言うと、ない可能性がある株の方が多いと思うんですよね。
だから株って難しい商品で。歴史的にみても一番最初の株式会社でさえ東インド会社なので、歴史的に見るとそんなにないんですよね。
歴史が浅い商品である事は一つと。あとは生存率が非常に低いと。
事業でもそうですけど、飲食店でもオープンして3年後生き残ってる会社って何割かってほとんどないじゃないですか。
それと一緒で、株もずっと株だと戦争になったとか、ミサイル飛んでくるとか、大地震が起きるとか、大きな災害が起きたりすると大きくダメージを受けたりするので。
僕も株式投資だけだとダメだと思います。
ただ自分の生きてる間に関しては、まぁ全部の会社が滅びるなんて事は多分ないだろうし、株が最も今お金を置いておくにはベストだと思っていて。
実際僕でも1割位は現物資産としてお金は持っているんですよね。
現物資産って、株と違って複利の力を活かせないので、持ってても通常時は得にならないですけど、そういう時のものとして持ってるっていうのはあるんです。
だからまず先程も言った通り戦前と戦後では円の価値が180分の1になっちゃってるので、円で持ってるよりももしかしたら株で持ってた方がいいかもしれないですけど。
じゃあかつて満州鉄道とかって多分当時時価総額って世界最大位だったんですけど、今じゃあその会社あるかって言ったらないですからね。
そういった意味で株式投資も今の日本銀行の不換紙幣と一緒で裏付けとなるものがあるうちはいいですけど、価値がなくなってしまう事も結構あるので。
戦争とか超長期の投資だと株だけだとリスクが大きいと思いますけど、そういう時の為に土地とか金とか宝石とか絵とか骨董品とかもそうかもしれないですけど、資産家は分散投資していると思うんです。
何故かというと、物凄く長く自分の台だけじゃなくて2代3代まで残る資産として見るんだったらそういう金とかと家とか土地でも一等地ですよね。
あとは海外の資産とかそういうのに投資をするのもありだと思いますけど、正直5年10年の単位で行ったら株が多分最もリターンが大きいと僕は思います。
だから歴史を勉強するにあたって、そういうところを見ると株式投資も絶対ではないんだなーって分かるので。
やっぱり株式投資もとどういう風に向き合うかっていうのを考えてみるのでこういう質問も僕は凄く良い質問だと思います。
やっぱり今の日本ってそういう預金封鎖ってあったこともないし、インフレも実際起こってるんですけど、みんなはまだデフレだと思い込んでるじゃないですか。
だからそういうところのギャップがあるからお金の事を分かっている人はどんどんお金を今増やしてますけど、分かってない人は銀行の預金金利で眠らしているので、ギャップがどんどん広がっている状態なので。
そういうところもしっかり分析できるといいんじゃないかなって思います
【質問⑥】円を持ち続ける事によってリスクではないでしょうか?
そう思いますよ、実際日銀の借用書ですからね。だから僕が現金で持たないっていうことはそういうことです。
金資産の10%も現金はないと思います。
けどじゃあ何を持つかって言うと、僕は株のウエイトが高いですけど当然他のものも持ってはいるし、ドルとかユーロとか人民元も持ってます。
でも比率は株が非常に高いので、株の比率が高いのは間接的には円の比率が高いとも言えなくもないです。
だけど、株っていうのは土地もあるし海外の企業を含めて株を持っているっていう事では分散投資になっているので、円を持っているよりかは遥かに分散になっていると思います。
だから円資産を持つだけが正しいとは僕も思わないです。だけどじゃあどこの通貨を持つかっていうのも結構難しい問題で。
今は僕の資産規模であれば普通に株で十分かなと。
それが例えば100億に100億っていう資産になった時は当然海外の資産を持ったりする可能性も出てくると思いますけど。
後は海外に移住するとかでも今の時点でと現金を持つのは僕は良くないと思いますけどそれ以外は今は特にはないかなと思います。
【質問⑦】宝石は技術進歩で価値が消えそうですが、どう思われますか?
これは人工ダイヤとかそういう話だと思いますけど、全く逆ですね。
むしろ価値が上がると思ってます。何故かと言うと、真珠とかはそうなっていると思うんですけど、真珠って昔は非常に高価だったんです。
だけど今出回ってる真珠の99%が養殖なんですけど、養殖をすることによっていわゆる工業製品みたいなもので。
きちんとした丸で粒も大きさも揃えて一緒で安定生産で作る様になったんです。でも一方でそういう事をすることによって天然の真珠を取りに行く人って減っちゃったんですよね。
だからそういった意味で、僕は逆に宝石は天然の宝石と人工の宝石と二つの市場が出来ると思っていて。
人工の宝石は工業製品と一緒ですよ。でも天然の宝石は芸術品とか美術品と同じ扱いになると思っているので。
むしろ逆に天然のダイヤモンドとかって取れなくなってきているので。そういった物を掘るリスクも挙がってくるじゃないですか。
そういう事で価値が2極化すると思いますね。今の日本の土地と一緒だと思います。
田舎の土地は0でも売れないけど、都心の一等地は物凄く高いと一緒で宝石も天然の良いものは価値があるけど、10年でも中途半端なものは全然価値がつかなくなる時代になると思います。
僕も宝石のオークションとか入っていて分かるんですけど、珍しい宝石っていうのはどんどん今でも値段が上がってるんですよ。逆に中途半端なものは値がつかなくなってますね。
だから全く土地とかと一緒な状態が起きているっていう感じですね。
なおかつ大粒で価値があるっていうものは、日本国内だけじゃなくて世界中の人達が欲しがっているので、より価値が上がっているんですよね。
例えばピンクダイヤとかブルーダイヤなんて高いものだと数十億の値段がついてるものもあるんですよね。それで普通に作る事は出来るんですよ。
人工でだけど、なんでそういう価値がついているかって言うと天然だからっていうことですね。
例えばふぐとかマグロとかもそうですけど、天然のマグロと養殖のマグロって値段が違うじゃないですか。
それと一緒のような現象が起きるんじゃないかと僕は予想しています。
だから逆に暴落したら買いたいなと思ってますけど今のところ暴落の兆しは見えてない感じですね。
【質問⑧】小学校から義務教育でお金や投資の事を義務化すべきだと思いますが、どう思いますか?
これはお金の事を勉強してしまうと企業側が労働者として使えなくなるからなんですよね。
単純に言ってしまうと、だからみんな賢くなってしまうと、だってみんな僕みたいになってしまうと日本の世の中困っちゃうでしょ。
だからある程度お金の事を知らない人がいないと、お金って誰かが得をしちゃうと誰かが損をしなくちゃいけないところがあって。
全員が賢くなってしまうと中々難しいところがある。だからこそ格差って埋まらないんですよ。
結局のところ単純にお金を持っている人の方が有利なんですよ。だけどそれプラスお金の事を知っている人が有利なんですよね。
だけど格差って中々埋まらないんですよ。例えば、100円しか持ってない人はいくら頭がいいとしても10億円持ってる人には勝てないですよ。元の量が違うので。
だからこういうお金の教育って僕も凄く大事だと思うんですけど、これが余りにも普及してしまうと経済合理性が凄く意識される様になるので。
こういう仕事をする人が減っちゃうとか、そういう弊害が起こる事によって、なおかついま少子高齢化で人口が減ってきているのもあって労働者不足もでてるじゃないですか。
だから今労働者不足っていうのがみんなに知れ渡っているからそういう状況になっているっていうのも言えなくもないので。
これからの時代大事だと思うのはお金の事を教えるっていうのも大事だと思うんですけど、働き方を考えるっていう方が大事だと思います。
お金のために働かないといけないっていう考え方だと労働者の問題とかうつ病の問題とかやりたくないことをやるっていうことになるので。
自分に合った仕事を選べるようになれば、そういうお金のことよりも自分のやりたいことをやって生活できるって言うのが僕は一番。
僕は株式投資って大好きなんですけど、人によっては株式投資ってどんだけ勉強しても100%儲かる訳じゃないんですよね。
めちゃくちゃ勉強しても損することもあるんですよ。
そう言って考えると普通にサラリーマンをやってた方が楽じゃないのっていう風に考える人もいると思うんですよね、中には。
だから合う合わないって絶対あると思うんですよ。
なのでそういった意味でもちろん、お金のことを勉強するべきだと思います。
ただそれが進みすぎるのもちょっと弊害があるなと思っていて。そこは今言ったみたいなことですね。
みんながお金第一主義みたいなことになってしまうと色々な弊害が起きてしまうっていうことがあって。
もちろんベーシックインカムみたいなことになったりとか、将来日本がそういう風になっていけば日本も変わるかもしれないですけど。
今の状況だと今の若い人ってその辺は結構考えてる人って多いと思います。
お金持ちになりたいって人は減っていると思うけど、自分のやりたい仕事をやりたいっていう人が増えているような気がするので。
そういった意味では昔と考え方が変わってきているっていうのがあるのでそこはいいと思うんです。
とは言えお金がないと駄目だし、お金に対する知識もあまりにも乏しい面があるので。
そういった意味でさっきのぼくが入ったお金の3つの性質、それだけは知っておいた方がいいと思います。
そういう意味でのお金の教育は僕は凄く必要だと思います。
こうしたら儲かるとかこう言ったら得するとかそういうことをあまり普及しすぎるのもみんなの揚げ足取りみたいになるので良くないかなと思っているので、そこら辺は難しいところではありますね。
【質問⑨】期待値の低い宝くじは買った事はありますか?
ないです。買う訳がないです。
【質問⑩】住宅を買うとして、ローンを組むならかぶ1000さんはフルローンはしますか?
買いません。車も家もローンでは絶対に買いません。
【質問⑪】奥様とはお金の価値観は違いますか?夫婦別の財布管理とか興味ありますか?
僕はかみさんと14年くらい前にであったんですけどその時のお金の価値観って100倍位差があったと思います。
お金の価値観って絶対に差がありますよ。ただ僕はかみさんに感謝しているんですけど、お互い歩み寄るっていうのがすごく大事なことだと思うんですよね。
妥協点っていうことじゃなくてそれぞれそういうお金の使い方をしているって言うことは理由があるんですよ。
先程も言ったと思うんですけど、お金の性質とか価値観とかお金のそういう事をわかっているかどうか、分かって使っているなら、僕は全然問題ないと思うんですよね。
うちのかみさんはお金に対する常識はあって。
何故かというと小学生の頃タクシー券は持ってたのにちゃんとクーポン券は持ってたりとか。
コジ活に関しても僕よりも高い位レベルが高いので、そういう意味では得する事には敏感だったんですよね。
ただちょっと高価な物がほしいというか、ブランド物的な物が欲しいっていうのがあったので。
そこの価値観の差はあったんですけど、ただ最近はそのギャップもどんどん埋まってきて。
一番最後まで埋まらなかったのが服だったんですよ。僕は最初出会った時は500円以上の服って買う事がなかったんですけど、うちのかみさんは6桁の服とか買える位だったんですね。
最近そこはある程度埋まってきて。
最近ある程度お年を取ってくると、それなりに身なりを綺麗にしないといけなかったりとか。
最近は銀行の頭取さんに会ったりとか、会社の社長さんに会う機会とかも増えまして。
そういうところで T シャツとかジーパンとかスニーカーとかじゃ、ちょっと駄目じゃないですか。
そういうのもあったので、身なりには気をつかうようになったので。最近ではそういう意味では僕も高い服を買うようになったので。
あとお財布の管理なんですけど財布の管理は完全に別ですね。
うちの場合はいるって言われたら当然払いますし。後は年の初めに二人で毎年これ位お金を使おうかって予算を決めてます。
今年は例えば2000万位使おうかとか。今年は1500万円位にしようかとか決めて、そのお金を銀行口座に移して、その中でやりくりするっていうことをやってます。
だからお金に関しても、それぞれが年の予算を決めて、その予算の配分をどういう風に決めようかっていうことを必ずやってます。
その中の範囲であれば全然何に使っても文句はないし。
逆に二人で考えるのが楽しいかなっていう感じですね。ただ最近は二人ともエスカレートして無駄遣いになるので。
リフォームも今やってまして、最初1500万位の予定が3千万位になって、お金ないなっていう感じになってるんですけど、二人でやるとエスカレートするところがあって。
ちょっとそこはあかんところなんですけど。そういった意味で別々で管理はしますし、価値観に関しても必ず二人で話し合って何でも決めるようにしています。
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