小さい子供がしたがるお手伝い。
そんな時に限って時間がなかったり、かえって手がかかるので、つい「また今度お願いね」って言ってしまうこともありました…。
今まで50冊以上の育児書を読んできて、それはとてももったいないことだったと気づきました(><)
お手伝いって子供の成長にとてもいいんですよ!
でも私と同じ失敗をしたママさん、「子供がやりたいと言っている時期を逃してしまった…」って落ち込まなくても大丈夫です!
我が家の娘達も今ではしっかり自分の仕事としてお手伝いをしてくれています。
その子供にお手伝いをさせるコツや、お手伝いによる身に着く力などをお伝えします。
Contents
お手伝いには2種類ある
幼児期のお手伝いには2種類あります。
一つ目は、手伝わせるというより楽しく家事を体験させること。
二つ目は、家族の一員としての役割を与えて責任を持たせる、本当のお手伝い。
2歳位の小さな幼児のお手伝い
3歳位までの小さな幼児は、一つ目の親子で楽しく家事を体験することが大切だと思います。
お手伝いは、身の回りにあることなんでもいいんです。
出来なくて当たり前なので、それっぽく出来ただけで(^^;)、「ありがとう!!」と沢山褒めて可愛がってあげましょう♪
1歳ころ
・簡単なテーブルや床の拭き掃除
・物の移動
・カーテンの開け閉めなど
2歳ころ
・玄関の靴をそろえる
・ゴミをゴミ箱に捨てる
・床のコロコロ
・料理の手伝いなど
3歳以降の出来ることは一気に増えていきます。
小さい頃から楽しくお手伝いすることは、親子のコミュニケーションにもつながり、自己肯定感を高めることにもつながっていきます。
幼稚園の年少位からは本当のお手伝いを毎日の習慣に
幼稚園の年少位からは、遅くても低学年時代からお手伝いを毎日の習慣にしてしまいましょう!
家族の一員としての役割を当たり前の様に与えてしまうのです。
我が家も長女と次女が年少からしました。
今は『床の雑巾がけ』か『トイレ掃除』の選択制にしています。
↓年少の次女の真似をして1歳8か月の三女も雑巾がけをしていました。
最初はタオルを上手く絞れなくて、床がびしょびしょになったりしましたが、何度も教えて、最近はめっきり上手に絞れるようになっています。
実際、綺麗になるのでとても助かっています(^^)
お手伝いを始めさせるコツ
お風呂掃除でも玄関掃除でも仕事はなんでもいいと思います。
お手伝いを始めさせるのには、学年が切り替わった時や、誕生日など何かの区切りやきっかけがあるといいと思います!
例えば「今日から〇年で、お姉ちゃんになるね!今日から洗濯物を畳むのはあなたの●●の仕事だよ」とか「もう○歳になったから家のことを手伝ってね」とかのように
「お客様扱い」ではなく、大切な家族の一員としての役割、仕事なんだよときちんと伝えることが大切です。
子供にお手伝いをさせる3つの大きなメリット
①自分に自信がつく
「○○が毎日トイレを掃除してくれているから、綺麗で気持ち良くトイレに入れるよ」とか「○○がいてくれて本当に助かっているよ」というような家族の感謝や、褒められたりすることによって、子供の自信につながります。
②集中力と注意力が増す
何か一つの仕事をすることは、いつもの遊びとは違う緊張感があります。
例えば食事を運ぶとき、こぼさないようにと真剣です。そのような経験を毎日している子としていない子では違いがあって当然です。そこで身に着いた集中力と注意力が普段の生活に自然と発揮させます。
③考える力がつく
子供は任された仕事を毎日やりながら、「どうしたらもっと早くできないか」「もうちょっと手を抜く方法はないか」などと真剣に考えて工夫してきます。その試行錯誤する考える力が「考える力」を伸ばしていきます。
自分の失敗とまとめ
他にも子供の頃からよくお手伝いをしている人はより気が利くようになったり、段取りがいいとか自分の意志で決定できる人が多いような気がします。
私自身は母が早く亡くなり祖母に育てられたので、余りお手伝いをさせてもらえませんでした。そのせいにしてはいけませんが、上の3つの効果に関してももあまり自信がないし、気も利かないところがあります(><)
こんな母親を反面教師にして、娘達には大切な家族の一員としてしっかり自分の役割を果たしてもらおうと思っています。
お手伝いをさせることは子供にとってとても良いことだらけなので、是非出来る範囲ことから始めてみて下さいね。